気象予報士試験合格発表でしたね!
どうでしたか??なんて野暮なこと聞きません(^^)。みんなそれぞれの目標ってもんがあるわけですし、自分がいちばん分かってるっつーの!という感じですからね。今回は目標を達成できなかった、とりあえずクリアした、などそれぞれだったと思います。次回、1月の試験に向けてガンバロー!という人に、ちょっとしたアドバイスを…。まあ、参考までにです(^^;)
*学科・一般をクリアできなかった人
学科・一般分野は、お天気の基本中の基本です。あまり分かってなくて、今回クリアできなかった人は、逆にラッキーだと思っちゃいましょう。なぜなら、ここがしっかり分かっていないまま、なんとなく合格してしまうと、実技試験の合格が難しくなります。実技試験が滞ると、すぐに1年の有効期限なんて切れちゃいますから。ですから、ここは焦らずしっかりとそしてしつこく勉強しましょう。これは、一般分野だけでなく、専門分野も実技でも言えることですが、過去問や模擬試験を繰り返しやりましょう。しかし、ただ繰り返すのではなく、例えば正誤問題なら間違っている部分がどこなのか?どうすれば正解になるのか?そんなことまで、ノートにまとめながら勉強していきましょう。さらに、テキストを見ながら、そこから派生させて知識を肉付けしていくと、応用力がつきますよ?。これは、文系の人には是非試してほしい勉強法です。
*学科・専門をクリアできなかった人
学科・専門分野は、実技の入り口です。また、実際に予報士になってからも必要な知識が満載です。一般分野に比べると、暗記しなければならないことが多いのが特徴です。暗記する所は、もう覚悟を決めてしっかり暗記するしかありません。例えば、天気記号とか海上警報とか、台風の階級とか…。実技試験では、天気図の解析の他に、こういった暗記してきたことが当たり前のように出題されるのです。そういう意味では、専門分野と実技は同時進行が可能な科目かも知れません。一般だけ合格していて、次は専門だ!という方でしたら、もし余裕があれば(ここ重要です)実技もやってみてください。意外と解ける問題が多いことに気づくと思います。
*実技をクリアできなかった人
もう、これこそ、過去問を何度も解いて、天気図の見方や答え方に慣れることがいちばんです。実技を初めて受験される方は、みんな見なければならない天気図の多さに驚きます。大きな問題自体は多くないのに、75分はギリギリです。天気図を見ただけで、何の天気図か分かるようにしましょう。例えば、850hPa面の天気図だったら、等温線の集中帯とか、寒気移流とか暖気移流とか、着目すべき点はそう多くありません。また、聞かれたことだけに答える、余計なことは書かない、これも大きなポイントです。繰り返し解いていくうちに、問題を読むだけでなんとな?く答えるべきポイントが分かってきます。
さて、大した参考にもならなかったかも知れませんが、次回の試験までまたがんばりましょう!
2012年10月5日
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