台風21号が非常に強い状態で室戸岬付近を北北東進しています
このあと上陸してきますが,ここまで来たら大きな情報よりも,自分で自分がいる所,家族がいる所の状況を積極的に取りに行く必要があります.
例えば,先ほど香川県で記録的短時間大雨情報が発表されました.「東かがわ市与田山で90ミリ」ということです.これは大雨警報が発表されている中でさらに危険が迫っていることを伝える情報です.でも,私はここがどこなのか?どんな所なのか?知りません.ですから,このような情報に対して,近所の方,この土地に詳しい方はそれぞれ自分で具体的な情報を取る必要があるということです.
気象庁HPでは,土砂災害や洪水の危険度分布を詳細に見ることができます.
例えば,↑これは,土砂災害判定メッシュ情報というもので,市町村まで拡大して見ることができます.土砂災害警戒情報が出る前でも,近くの市町村で土砂災害警戒情報が出た,ということが分かったら,じゃあうちはどうか?これを見て,危険度のレベルをある程度把握することができます.このほかにも,洪水の危険度分布は,小さな河川の危険度も見ることができます.
土砂災害や河川の氾濫の危険度は,目で見ても分かりません.川は,目の前が増水していなくても,上流でがれきなどでせき止められて,目の前の水位が上がっていないだけかも知れません.川などは見に行かずに,こういう情報をどんどん活用して無事に過ごしましょう.
2018年9月4日
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