気象予報士の分布
気象予報士の登録人数は、4月の時点で8422人いるそうです。そのうち、男性が7346人、女性は1076人。男性の方がとっても多いですね。なんとなくテレビで見かけるお天気キャスターは女性も男性も同じ人数ぐらい居るように思えますが。実は、全然違うのですね。都道府県別の人数を見てみると…
偏りっぷりが半端ないですね^_^;。東京・神奈川・千葉・埼玉で3632人。なんと、登録者数の43%ほぼ半分がこの4県に集中しています。だからなんだ??と思われるかも知れません。天気予報は、数値予報も進んで、予報の環境もすごーく進んで、今やどこに居ても、そしてどこでも予報ができる時代です。でも、結局は自分の頭の上にある空を見上げたり、その場の空気を感じたりした上での天気予報には敵わない部分があります。できれば、その場所に居る人がその場所の予報をする…というのは理想の形です。この予報士の分布図を見ると、例えば、台風などで大雨や暴風になりやすい高知県や和歌山県、大雪の被害がでることがある鳥取や島根など、20~30人程度しかいません。もっと増えるといいなと思っています。
2012年5月31日
カテゴリー:気象予報士の仕事