寒冷渦の渦が水蒸気画像で明瞭

SAT_Q_18_0503_1700 RSM_18_0503_1700

水蒸気画像では,沿海州付近を中心として寒冷渦の渦が明瞭です.寒冷渦の周りを回る流れの前面では,下層シアが明瞭な関東北部で北東~南西走向のエコーが現れ,16時過ぎからは雷の活動度も活発化してきました.

寒冷渦はしっかりと切り離されてしまって,明日にかけて日本付近に居座ります.

FXFE502_18_0503_09001 FXFE502_18_0503_09002 FXFE502_18_0503_09003 FXFE502_18_0503_09004

今夜から明日未明にかけて,寒冷渦がまさに接近してくる山陰地方から北陸西部では,落雷,竜巻などの突風,短時間強雨などシビアな現象に注意しないとです.また,寒冷渦はそんなにすんなり抜けて行きません.上空の寒気がずぼっと覆ったあとは,周りを回るトラフが次々と通過するのに合わせて下層では何度もシアの通過があり(明瞭なものもあるし,不明瞭なものもある,場所も変わる),その都度,対流雲が発達します.それを安全にやり過ごすためには,やはりレーダーなどをチェックして実況を把握しながら,注意する必要があります.

<Team SABOTEN気象予報士スクールの恒例イベント>

ゴールデンウィークが終わると,いよいよ気合い入れて気象予報士試験の勉強し始めよう!という人も多いのではないでしょうか.そう!そこでコチラ

「5月13日(日)気象予報士試験実技模試ハーフ&スクール説明会(無料)」開催です!

今回で3回目になるのですが,ただでさえタダでオリジナル模擬試験を受けられちゃうっていうのに,今回は!な,なんと!素敵な特典がつくことになりました.気象研究所の研究官,荒木健太郎氏の講演『雲研究者という生き方』が聞けるのです(・o・)

荒木健太郎氏特別講演『雲研究者という生き方』←コチラ,荒木さん.

ただ,ガリガリ勉強するのももちろん大事ですが,荒木さんの話を聞いたらきっともっと気象の勉強をしたくなる,モチベーションが上がるいいキッカケになるんじゃないかなと思います.こんな話,いつでも聞けるもんじゃありません,貴重な機会ですから,皆さんふるってご参加ください.

お申し込みは,防災気象PROのHPからお願いします!

という,てんコロ.HPにイベントページを作りました(・∀・)一番上のタブを見てみて.あるでしょー,「てんコロ.の気象イベント」.これから,イベントはこんな感じでお知らせしていきます!

2018年5月3日~天気はコロコロ変わる~   合同会社てんコロ.
カテゴリー:天気の話題, 新着情報