自分の生まれた日はどんな天気だったのか
おおくまさん,おひさしぶり~
昨日10月18日なんですが,早稲田大学にて「稲門祭」なるものが開催されました.卒業してから,ほとんど大学に行ったことがないワタクシ,初めて稲門祭に参加したわけであります.ふらっと参加したわけではありません!出店のお手伝いなんです!
<稲門予報士会>
稲門予報士会とは,気象予報士の資格を取った(基本)早稲田大学卒業生の集まりで,皆さんそれぞれ違うお仕事を持っていらっしゃいます.年に何度かのイベントで集合していますが,稲門祭もその一つのイベントなんです.と,紹介していますが,私が入ったのはつい先日(5月頃)でありまして,ぺーぺーです.
それにしても,なかなかテンションの高いイベントでありまして,年齢層もちょっとお高め.あちこちの出店で日本酒を売ってるもんだから,正装して集まった高齢のおじさま方の仕上がりも上々であります.もう千鳥足の人もいるし…^_^;
それでですね!実は,このイベント,わたくしは密かにすごーく楽しみにしていたのです!なぜなら…我らが稲門予報士会の売り物の一つは「思い出の天気図」!略しておもてん!
そうです,皆さんの思い出の日の天気を天気図とともにプリントアウトしてくれる!という,すんばらしぃ~企画なのです.自分の生まれた日って,どんな天気だったのでしょうか?たぶん,皆様のお父さん,お母さんが覚えていて,教えてくれてる人もたくさんいるでしょう.でも,それは生まれた次の日の記憶かもしれないし,お父さんお母さんの勘違いかもしれないよ(・∀・)
私は,特に気象予報士になってから,自分の生まれた日の天気とか気温,天気図なんかも知りたいな~と思っていたのです.どんなお天気だったか?数字だけなら気象庁のHPで過去の天気を見れば,だいぶ昔までさかのぼることができます.しかし,天気図となるとお手軽に見られる気象庁の「日々の天気図」では全然,さかのぼれません.まあ,国会図書館に行けば見られるんですけどね.そこで,このイベントです.
「記念日の天気図でーす」「生まれた日の天気って,気になりませんか??」
そんな誘い文句で,天気に全然興味ないという人にも来てもらおうとしましたが,そう言いつつ,自分のが気になる!一番気になるのは自分の天気図であって,きみの生まれた日ではない!とか,心の中で思っていました.うーむ,これではやはり素晴らしさを感じてもらえない.よし!自分の天気図を先に出しちゃおう(・∀・)ということで,自分の天気図出してみました!ドキドキ!ワクワク!念願叶う瞬間!!!
南の海上に中心を持つ高気圧に覆われて,お天気良さそうじゃないですか!1月ですが,最高気温は12℃台ってなかなかの暖かい陽気です.その代わり,朝は氷点下まで下がって,放射冷却が効いたのかな…次々と想像が膨らむわけであります!おおう,なんかスッキリした!これはお客さんと一緒に,天気図を見て解説,というより想像したりして盛り上がれるではありませんか!よし,これで集客していこう(・∀・)気がついた時はもう日が傾きはじめ,客足が少なくなってきていましたが,それでも,楽しんでいただけた,と思います!!
ドヤ顔で説明しているワタクシ.楽しんでいただけたみたいです.ヨカッタ(*^^)
ちなみに,わたしの旦那さんの生まれた日の天気図も出して見たら…ぎゃああ!!!↓
スゴイ!クモの巣みたいだ!!正反対だ!!\(゜ロ\)(/ロ゜)/と思って,よーーーーく見てみたら,どうやら等値線が2hPa毎に書かれてる模様(・∀・)なんだ~.でも,穏やかではなさそうじゃない?そういう面では正反対で,ちょっとした発見!でした.
皆さんも,来年はぜひぜひ早稲田の稲門祭に来て下さい!今度はちゃんと,前もって告知しますよー(^_^)/
こんなにも酒臭い大学構内.愛校心溢れる正装姿の酔っ払いたちが帰っていく姿を優しく見守ってくれる,大隈さんの背中.哀愁がただよう…