残暑ですね~
8月の終わりに気象予報士試験があり、てんコロ.もバタバタして
おりました。この試験に向けて、てんコロ.は気象予報士講座を
開催しておりましたが、受講生の皆様はとりあえず全力投球
できたんじゃないかと思ってます!お疲れ様でした
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さて、9月も中旬に入り次第に秋の気配が…
ってことにはなりませんね。ヒドイ残暑で
平年値と比べると、そろそろ最高気温は27℃台に入ってくる頃
ですが、今日の東京の最高気温は32.3℃。数字だけ見ると
平年より5℃も高くて、異常に暑いよぉぉぉ!と思われるでしょう。
でも、これもここ数日が特に暑いから異常に思うだけで、
まあ日々のお天気の気まぐれと思って…ご愛敬です残暑に対応
できる強い体を作ろう!と、私はそんな心構えであります。
そして、残暑残暑と言えども陽が傾くと風が涼しく感じられますし
秋はすぐそこまで来ているのですね
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この夏、天気予報で何度も耳にしたかとは思いますが、夏の暑さ
をもたらすのが太平洋高気圧という、その名の通り太平洋に
でーん!とのさばる高気圧で、コイツが夏になると日本付近まで
広がってくるのです
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太平洋高気圧は天気図上では、まず上空の流れに着目します。
上空5000m付近(500hPa天気図)
<14日9時>
上空の空気の流れを等高度線で表しています。5880mの線と
5900m以上の高度を中心として高気圧性循環(時計回り)が
表現されています。これが夏の高気圧の目安となる高度。
明日の朝9時では、日本付近に高気圧性循環の中心があり
夏の空~という感じ
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この高気圧性循環の中心は、16日頃までは日本付近で頑張る
様子ですが、その後はゆっくりと日本付近から後退していき、
次第に季節が変わっていくようです。
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<17日9時>
<19日9時>
残暑は厳しいけど、確実に次の季節が来るんですね
地上の気温に直接関係してくる、下層の温度場を見てみますか。
下層っていうのは、高度1500m付近(850hPa)です。
<14日9時>
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これが、850hPaの等温線なんですが。等温線が混んでいる所
(緑の太線で引いたライン)が大体の前線の位置であり、季節の分かれ目です。つまり、北側に秋の空気があるのです。
これによると、明日はまだまだ日本は全体的に夏の空気であると言えます。
このラインが次第に南下してきて、秋の空気がやってくるわけです。
<17日9時>
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17日以降、前線帯は本州を南下してきて、20日には関東の南岸
まで下がってくる予想です。これで、関東地方の温度場的には
平年並み、秋の空気がやってくるのですね
まさに「暑さ寒さも彼岸まで」
そういう意味では、順調に季節が進むということです。
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残暑もあともう少しだ~。
もうすぐ絶好のランニングシーズンになるな~なんて思っている
今日この頃のてんコロ.であります
2011年9月13日
カテゴリー:天気の話題