11月に入りました.実技スクール始まります!
夕日に照らされてキレイに輝いております.巻雲,高層雲あたりでしょうか.
今年ももう残すところ…な時期に入りましたね.なんか,早いです^_^;.気象予報士試験も1年に2回ありますが,1月の次の8月までは長いのに,8月の次の1月までは短く感じます…実際,短いのですね.私は,8月の試験が終わったあと,なんとなく合格発表までそわそわして,10月まで勉強が進みませんでした.そこで,学科一般・専門に合格していてホッとして,また1か月ぐらい気を抜いてしまい,ハッと気付いた時には11月で,慌てて実技の勉強を真剣にやり始めました.
<学科分野の勉強から,実技分野へ…>
実技の分野は,学科分野で一生懸命勉強してきたことが実際の天気図に反映されている,気象の勉強の集大成です.しかし,実技の勉強を勉強を始めてすぐには,そのことに気付きにくいのです.どうしても,学科分野とかけ離れているような感覚になります.見なければならない図表は,各等圧面天気図から,ウィンドプロファイラ,気象衛星,エマグラムなど,様々な角度から大気を立体的に捉えなければなりません.それらは,学科分野で大気を一部分切り取って考えてきた層厚や,大気を模式的に捉えて考えた傾圧大気などが,実際の天気図の中でちゃんと成立しているのです.そのことが分かると,急に視野が広がり,天気図に書かれていることも,読み取れるようになります.
<てんコロ.&防災気象プロ共同開催 気象予報士実技スクール>
ということで,この時期から本気だして実技の勉強を始めよう!という方に,実技スクールのお知らせです.
日時:11月8日(土)14時20分~ 関内にて(防災気象プロのオフィス)毎週土曜日開催
全8回→1回目は実技の基礎講座,2回目以降は気圧配置型毎に事例を勉強します.
*気圧配置型毎に申し込みが可能です.苦手分野のみ,スケジュールが可能な日のみ,などの受講ができます.
*過去問などの問題を解く授業内容ではありません.実際の天気図を使って,解析のポイントを勉強していきます.過去問を解くよりも,天気図解析の基礎を固めることが理解を深めるために一番重要と考えています.
*お申し込みは,防災気象プロのホームページから!