合格体験談、ラストです。
第40回気象予報士試験の合格体験談、ラストは千葉さんです!
<千葉さんが気象予報士の資格の勉強をはじめたキッカケ>
実家が東日本大震災で被災されて、何か自分にできることはないか?と考えていた所に、ちょうど資格講座の広告が入ってきた。そこで、気象予報士の資格を見つけて、コレだ!と思ったそうです。人のために役立つ情報を提供したい、ということで勉強をはじめたということです。千葉さんは、ばりばりアウトドア派で、走るし、山も登るし、ダイビングもするし、船も乗るし…とにかく、普段から自然に溶け込んでる生活のようです。私から見れば、気象とは切っても切れない趣味ばかりで、気象予報士の資格取得は、必然だったのではないかと感じます(^_^)。
<勉強方法は?>
勉強に時間をかけられる日は、朝から晩まで「国会図書館」で勉強していたそうです。国会図書館、皆さん使ったことありますか?かなり多くの方がいらっしゃいますが、静かで、千葉さんもおしゃってましたが、過去問など全てのテキストが揃っていますから、勉強する環境としては抜群ですね。また、お仕事がある日は、通勤時間帯などの隙間を利用して、てんコロ.のeラーニングの講座をipod で繰り返し聞いていたそうです(^_^)/ありがとうございます。千葉さんは、eラーニングでは専門分野を受講されてたのですが、耳から聞いて覚えることがかなり多かったということです。
※千葉さんの作っていたノート
普段から、私の講座では過去問を解く際に「学科試験で出てくるマークシートの選択肢は、意味が無い」と言ってます。例えば、①(a)正(b)誤(c)正とか、マジどーでもいい!ということです。過去問で大事なのは、(a)(b)(c)という文章の中にある、間違いを探せるか?そして、それを正しく直せるかどうか?が重要だと考えています。そういう勉強方法でこそ、理解が深められる、幅が広がる、と考えています。しかし、これはあくまでも、私がオススメの勉強方法であって、これが相性がいいかどうかは、人によると思いますが^_^;。千葉さんは、私があまりにしつこくそう言うもんだから、実践していただいたのですね、きっと。ノートには、過去問のコピーがありますが、①~⑤の選択肢の部分はありません。
実技は、オススメの参考書で、実際に事例解析を行っているものに習って、同じように解析してみると、天気図のどこから見て行けばいいか、どこに着目するべきか、そういうことが分かります。ということを、まさに実践していたということです。見せてもらったノートは、私の作成したノートにソックリでした!驚き(^_^)
<千葉さんのオススメ勉強方法>
第39回の試験までは、試験勉強に根詰めて取り組んでたそうです。しかし、その勉強方法だと、試験が終わった途端に腑抜け状態になって、しばらく勉強から離れてしまう、という感じ。これはまさに私もそうでした。で、千葉さんは「それは良くないんじゃないか」ということで、今回の試験からは、「ちょいちょい自分にご褒美をあげる」勉強方法に切り替えたそうです。今週頑張ったら、次の週末は山登りに行く、とかそういった具合です。その結果、今回の試験前にも実は山に登ってたとか!そして、合格発表の日の朝も、実技の勉強をしていたそうです!なるほどー!これはスゴイいい方法かも知れませんね。意思の堅さにもよるかも知れませんが^_^;、でも、継続していくことは、勉強中だったらなおさら重要なので、飽きずに、キライにならずに、天気の勉強を続けて行くには、もってこいの方法かも知れません(^_^)/
2013年11月4日
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