前回の問題を少しずつ整理してみよう
<第39回気象予報士試験・一般分野>
問1
地球大気の温度の高度分布とその成因に関する問題です。予報士試験を始めて、一番初めに遭遇するところですね!そして、絶対に間違えられないところでもあります(^_^)/。こういうところこそ、慌てず落ち着いて取り組みましょー。
(問題文から抜粋)地球大気には、温度が250Kを超える高温域が3か所存在する。そのうち、高度が最も低い高温域は対流圏下端にあり、地表面における太陽放射の吸収がその主な原因である。次の高温域は、(a:成層圏と中間圏の境界)にあり、その成因はオゾンによる太陽放射中の(b:紫外線)の吸収である。高度が最も高い高温域は熱圏内にある。熱圏では、窒素や酸素が太陽放射中の紫外線やX線によって(c:光電離)して高温となっている。
<分からない問題があったら、その都度勉強です(^_^)/>
勉強中に分からない問題に遭遇したら、その時に新しい知識を増やしていけばいいのです!
この問題に関して言うと、(a)と(b)は特にムズカシイことはないt思います。(c)は、もしかすると知らなかった人が多いかも知れません。地球大気の高度110km以上では、電子が多く存在する「電離層」っていうのがあるんでしたね。分からなかったら、教科書の一番初めの方を復習してみましょう!ちなみに、「光解離」というのは、二つ以上の原子がくっついてできている分子を、切り離して原子の状態にする!という光の作用です!
2013年7月22日
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