直前対策講座お悩みまとめ2
試験直前ですが、先日行いました「てんコロ.の直前対策講座」で、ご参加いただいた皆さんから色々なお悩みを
うかがいました。昨日もちょこっと出しましたが、今日はその後半です。?
お悩み4「等値線や前線の位置が解答と合わないのですが、どうすればいいですか?」
そうなんですよね^_^;。私も等値線とか前線とか、大の苦手でした。出ませんように!とか思ってました(-_-;)
しかし、1問は出るのでとにかく練習しました。こればっかりは、ルールにのっとって練習するだけです。でも
もし「解答と合わない」というのがすごく細かい話であれば、それは気にすることないです。少しぐらい解答とズレ
があっても、線の曲がり具合がちょっと違っても、線がぷるぷるしちゃっても、ルールを守って矛盾なく引かれて
いれば大丈夫です。試験の時は、美しい曲線とかあまりこだわらず、ただ前線だったら等温線集中帯の南縁に
沿って、等圧線の曲率の大きいところを通して、風向・風速が不連続なところに引く、などの条件に従って引き
ましょう。
お悩み5「解答は理解できるのに、問題を解く技能に結び付かない」
もうここまで達している人は、間もなく合格というところですね。実技試験の文章を書く問題については、今まで
の通りに、素直に、聞かれていることだけに答えていけば大丈夫です。勉強が進むと、それはそれで、多くの
知識が頭にあるもので、どれを書いていいのか?迷ったりしますが、ホントに聞かれてることについて書けば
いいだけです。例えば、「このあと低気圧は発達するか?その理由を温度移流について答えよ」と言われたら
気圧の谷の軸が上空ほど西に傾いてるとか、上昇流の分布とか迷わず、低気圧の進行方向前面の暖気移流とか
後面の寒気移流とか答えればいいですね。問題に従って。それ以外は、知ってても書かない!(>_<)。
大事なのは、出題者がこの問で何を聞きたいか?理解することだと思います。あとは、1点だけど落とせない
天気記号とか、海上警報の基準などの暗記モノです。これは、丁寧に勉強しておかなければなりません。?
お悩み6「温度場とか風の場とか言われると、難しく考えすぎてしまう」
難しい言い回しが好きなんですね^_^;。でも、これは考えようによっては、「これについて書け」と指定してきてる
わけですから、きっと親切心なんです。こちらは、低気圧の発達の条件をいろいろ知ってるけど、温度場と風に
ついてだけ答えればいいのねっ!と思ってください。過去問をやっていると、「温度場」「風の場」と言われたら
どういう風に答えているか?まとめておくと、ちょっとパターンとして使えるかも知れません(^_^)/
?では、今日は前日ですから、しっかり休んで、明日ガンバッテください!?
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?気温は、その地域の地形的な特性などで、計算より大きく異なることがあります。難しいくてオモシロイです。
今回は、その東京の場合…ということです。
学科試験でも、実技試験でもついてまわってくる状態曲線です。基本中の基本ですが…
エマグラムの使い方の基本を、SSIを出すことで復習してみます。忘れちゃった人はぜひ!
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※第38回の気象予報士試験「学科・一般 問6」は、解説の図が間違っています。まだ直していませんのご注意ください。なお、訂正内容については、「講師より」ということで、このページに書いてありますので、参考にしてください。宜しくお願いします。
2013年1月26日
カテゴリー:てんコロ.のワンポイント, 講師より