ついに出た!気象予報士試験のバイブル的存在になるであろう、あの本!

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気象研究所の荒木健太郎氏による、超渾身の一冊!雲の中に住んでるような人だから書ける?のかも知れないけど、雲の中で起こってることが、複雑でオモシロくって、それを、みんなに見てもらいたい!みんなでオモシロがりたい!そんな思いも伝わってくるような、全く新しい「気象学の本」です。

先に言いますと、

気象予報士試験の一般分野で思いっきりつまずいた人には、絶対読んでほしい!

今までワケ分からんかった数式が、「そんなことだったのか!」と理解できるかも知れません!

<気象予報士試験のおとも的存在「一般気象学」は、まさに予報士試験をクリアするためのバイブルだが…>

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「一般気象学」は予報士試験に挑戦している、挑戦したことのある人なら、絶対に一度は見たことあるのではないでしょうか?気象予報士試験の、特に一般分野でお世話になる本であり、実際の試験内容も「一般気象学から出題されてんじゃねーか?」と思えるほど、必要不可欠な本です。しかし、中を見たことがある人はお分かりかと思いますが、何しろ数式の嵐…。気象学は「物理」ですから、それはもう当然のことなのですが。それでも、気象予報士を目指す人には文系の人も少なくなく(私も含めて)、ここを避けて通ってきた者にとっては、アレルギーであり、最初の超高層ハードルなわけです。気象の勉強を始めて、すぐにこの壁ですから、きっと早々に気象の勉強を諦めてしまった人も多いのではないでしょうか。

<物理の先に気象のオモシロイ世界が広がってる!!>

数式は「気象学」にとって必要不可欠なものです。数式で表すことができたから、気象という空で展開されるドラマの内容を深く理解することができるようになり、だから次の展開も予測できるようになったのです。普段、私たちは何気なく、晴れたり、曇ったり、雨が降ったりという天気変化の中に身を置いています。晴れてアツイ、太陽がまぶしい、曇ってムシ暑い、キレイな雲が出ている、風が強い…など、なんの気なしに私たちの身の周りで展開されている世界が、実は全部数式で表すことができるって、そんな感覚分かりますか?私は、つい最近まで分かりませんでした。

テレビドラマで「ガリレオ」って見たことありますか?(原作は東野圭吾ですが)テレビドラマの中の描写で、湯川先生が何かひらめく時、必ず数式を書きまくっています。また、ドラマのエンディングでは、CGで数式がバラバラと降ってくる、そんな描写がありました。本質はちょっと違うかも知れませんが、イメージはこんな感じではないでしょうか。雨が降ってくるのを、皆さんは目や耳、肌で感じることができますよね?だから、数式の雨が降ってくるってことなんです。数式の雲がプカプカ浮かんでいるということなんです。そう考えると、物理を毛嫌いしている文系の人も、結局は物理の中に自然と生きちゃってることになりますね!そう考えると、なんだか…オモシロくないですか?(・∀・)

<数式で表された雲を、絵に戻してくれた本!>

物理の先に気象のオモシロイ世界が広がっている…私は予報士の資格を取って7年経ちますが、最近になってビシビシ面白くなってきている所です。今さらかいっ!ということですが、当時はただガムシャラに勉強して、途中、なんの勉強してるのか分からなくなりながらも、やっとこさ資格取得にこぎつけました。しかし、曖昧なまま合格してしまった部分もあり、合格後に予測の仕事に就いてからも、勉強に苦労しました。

そんな自分の経験を生かして…2年前ぐらいから気象予報士試験のスクールを開講しています。当時、自分が何に苦労したのか?勉強中はどんな心境だったか?それを思い出しながら、なんとか受講生の皆さんに「天気ってオモシロイ!」と思えるような境地に、一緒に行きたいな~と思って、講座内容を考えています。特に、数式を勉強する時は、「天気」のイメージと離れがちになるので、そこは実際の大気の中で起こることと結びつけながら、進めていこうと…。そこで、なんとか「現象を数式にするとこうだよ」っていう所を一生懸命伝えようと思ったのですが、なかなか上手いこといきません。

そこに、出てきたのがこの荒木さんの本「雲の中では何が起こっているのか~雲をつかもうとしている話~」です。

私がやっていたことは…逆でした。一般気象学をなんとか説明しようとしていたのですが、この本は数式で書かれていることを実際の世界に戻して、見せてくれるのです。

(イメージ図)

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実際に起こることに投影してくれれば、分かりやすいですね。また、目に見えないことも、かわいいイラストで説明されているから、ただの空気塊すら愛おしい存在に感じさせてしまうほどです。だからこそ、はじめに言ったように、もう一度、気象の勉強を始めてみたものの、難しくて諦めてしまった!という人に、ぜひ読んでもらいたいのです。

私の教える方法が間違っていた!というわけではありませんし、今後も一般気象学をくどくど説明していきます。なぜなら、私はこの荒木さんの本の前では、勉強中の皆さんと同じ立ち位置だからです。荒木さんの本で理解できたことを、やっぱり、予報士試験に合格するための勉強に還元していくつもりです。一般気象学と荒木さんの本、行ったり来たりすることで、今まで勉強してきた自分史上、最高の理解度になると思います!

 

2014年6月23日~天気はコロコロ変わる~   合同会社てんコロ.
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