そろそろ、ターゲットをしぼっての勉強を。
毎日、アツイですね。この時期の勉強は、脳みそもとろけがちです。ところが、7月中旬ですから、時期的にはそろそろ気象予報士試験での今回のターゲットをしぼった勉強を始めた方がよさそうです。
<今回は学科だけ?今回は学科どちらかだけ?とか>
人それぞれ、目標も違って、計画も違って、進行度合いも違って、何もかもが違うワケですから、勉強方法に正解はありません。。。ありませんが、何しろ学科は合格すると有効期限が1年間、その間に全部合格しないとリセットされちゃう…というプレッシャーがありますから、やはり根性だけではなく計画は立てて勉強するのがいいですね。せっかく楽しくなってきたのに、リセットされちゃうと、なんかやる気を無くしてしまう…そんな方をたくさん見かけました。
なかなか合格できない…という人の理由は、これまた様々だと思いますが、一番多いのが
「学科のまぐれ当たり」です。
<学科分野は、しつこく地道に…>
学科試験は、マークシートということもあり、深く理解していなくても案外「当たってしまう」という、まさにまぐれ当たりで合格してしまう人が結構います。これはこれで、単なるラッキー!だったと思って、実技はやべーぞ…と自分で分かっていて、一生懸命勉強するならいいのですが、ラッキーのままやり過ごしていると、結局合格できずに、また学科一般から…。そして、負の連鎖にハマる(T-T)
特に、文系の人が苦手な項目はほとんどが一般分野に詰め込まれています。残念ですが。一回合格したら、ここ(一般分野)には二度と戻りたくないわけです。でも、だからこそ、理解が深くないうちは、なかなか前に進めなくても焦らずに、しつこく一般分野を勉強することをオススメします。実技は、学科で勉強したことを実際の天気図で見て理解するために必要なものです。逆に言うと、一般分野で勉強したことが深く理解できていると、あとは文章の書き方とかそんなテクニックや慣れで合格できてしまいます。しかも、万が一、一般分野がリセットされちゃっても、一般分野の理解が深ければ、イヤにならずに何度でもチャレンジできます!
<どの分野が苦手か?問題集で確認しよう>
文系の人は特に、熱力学が苦手な人が多いです。私も含めて^_^;。しかし、気象にとって、それが最も重要な基礎知識であり、だから15問しか問題が無い中で3問も4問も出題されるのです。ここで、熱力学の理解に便利な「エマグラム」の動画を載せておきます。はじめは紅茶でも飲みながら聞き流し、あとでエマグラムをダウンロードして実際に書いて練習してみましょう。でっかく動画を載せてみました!
2013年7月12日
カテゴリー:講師より