乳房雲!?

いきなりですが、「乳房雲」って知っていますか?

雲底が乳房のように垂れ下がっている、そんな雲です。10種雲形で言えば、巻雲でも巻積雲でも、高層雲でも、高積雲でも、層積雲でも、見られるのですが、多くは積乱雲や雄大積雲(10種雲形ではないです)に伴ってできるそうです。すごく珍しい…というワケではないのですが、結構しっかりしたそしてキレイな丸みを帯びた乳房雲だったので、写真撮りました。

(右の写真は、一番ふさふさしてそうな所を拡大して撮った写真です。)

その名の通り見た目がかなりユニークで、オモシロイ雲ですね。ただ、大気の状態が不安定な時に現れることが多く、大雨の前兆と言われています。垂れ下がっている所が暗くなっていることから、かなりの降水粒子を含んでいるのでしょう。アメリカでは、もっとダラーっと不気味に垂れ下がる乳房雲が見られ、乳房雲が見えたら「トルネードの前触れだーっ」と恐れられているということです。

<7月5日15時天気図>

今日は、関東地方は梅雨前線の南側に位置し、太平洋高気圧の縁辺をまわって大気の下層入ってきた、非常に暖かく湿った空気のせいで、大気は不安定な状態です。近くに発達した積乱雲は…無かったみたいですが。

机に向かってお勉強…に飽きたら、こんな風に空の写真撮って、天気図と見比べてみるとオモシロイ発見があるかも知れません。

2013年7月5日~天気はコロコロ変わる~   合同会社てんコロ.
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