昨日の見解から変わって。明日の朝は…凍雨とかね。

昨日も南岸低気圧の話をしましたが、新しい資料見てまた今日も。。。続編です。南岸低気圧は、超おデリケートで

通る位置が変わったり、発達度合いが変わったり、上空の温度が変わったりなど、ちょっとした変化で状況が変わり

ます。新しい計算結果が出るたびに、違う答えがでる、なんてこともしばしばです。で、今の段階での最新の資料に

よると…、どうやら昨日よりも温度場が上がってきているようです。

(地上気圧・風・降水予想図 左上13日3時、右上13日6時、左下13日9時)

MSMで2hPaごとに等圧線を引いています。13日の3時に紀伊半島の南の海上を進んでいる低気圧…の北側になんか

もう一個低気圧できてる!しかも、9時に関東の東海上に抜ける時には、しれっと、そっちがメインになっている様子。

上空の温度場が高くなっちゃったのは、このせいなのかしら。。。

(850hPa温度・風予想図 左上13日0時、右上13日3時、左下13日6時)

0時から3時頃までは、関東地方は0℃以下ギリギリですが、6時になると0℃線は茨城県の北部まで上がってます。

このようになると、雪としてはやはり6時までの時間帯がギリギリの勝負です。勝負って…つまり雪が降るなら、という

ことです^_^;。さらに、その下の925hPa付近の温度場を見てみると…

(925hPa温度・風予想図 左上13日0時、右上13日3時、左下13日6時)

925hPaは大体1000mより低い800~900mぐらいの高度ですが、13日0時の時点では関東北部に0℃線の

垂れ下がりがありますが、以降は徐々に解消してしまい、関東南部あたりは4℃前後の温度場です。うーん。。。

実は、降水量も昨日書いた時点よりも新しい計算は少し減りました。3時~6時の間で、1時間の降水量が2~3ミリ

ぐらい。温度場が上がっちゃって、降水量も減ってしまったのなら、上空の寒気引き下ろしの降下はちょっと望み薄

ですね。すると、北関東で早めにしっかり雪が降って、気温がグッと下がって、寒気層を形成し、低気圧の接近と

ともに下層の寒気をどれだけ関東南部まで南下させられるか…が鍵となるのか。

それにしても、いくら地表付近の寒気がしっかりしても、すぐ上の層で融けてしまったら、雪はないかもですね^_^;。

東京であり得るとしたら、「未明~明け方頃にミゾレ」かもしくは、「凍雨」はあり得るかも。積雪は、今の感じでは

無さそうですね。昨日の見解とは違って。なんか、自分でこれを書いてるうちに、凍雨くさいな~という気がしてきた(^_^)

 

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