結露しなくなった今日この頃…
どーでもいい話…のようですが。私は、駅まで行く時は徒歩で行きます。徒歩25分です。
ちょっと長めなものですから、ちょっとした運動です。しかも、私は早歩きな方で、大体いつもガシガシと前傾姿勢で歩き
周りの人々をぶち抜いて歩いてます。だもんで、この間にいろいろな季節を感じるのです。
<暖候期~寒候期へ①>
例えば、夏から秋になると「空が高くなったな~」と思うことはないですか?これ、ホントに「高さ」の意味で言ったら
逆ですよね?夏から秋にかけて、空気が冷えて行くんだから、大きくみれば対流圏は低くなっていきます。
でも、実際に空が高く見えるのは、やはり雲の高さが人間の視覚を左右しているのではないでしょうか。
夏の定番の雲、と言えば「積乱雲」です。出現する高度、主に雲底高度に注目してほしいのですが、結構低い高度から
発生するんですよね。それで、ぐんぐん鉛直方向に育って、やがて対流圏界面に達するような高度まで成長する…。
秋になってくると、偏西風のジェット気流に沿ったりして、高ーい雲「巻雲」や「巻層雲」がよく見られるようになります。
これは、出現高度で言ったら高度5000m以上の上空に現れます。私のダサい画で見ると、こんな感じです↓
<暖候期~寒候期へ②>
私個人の暖候期~寒候期の感じ方は、ガシガシ歩いて大汗をかくと気付きます。
まず、大汗をかいた後、駅について電車を待っていると…一気に寒くなり、クシャミが出ます(>_<)。秋だな~と感じます。
空気が冷たく乾燥した季節になると、汗が乾きやすくなります。汗が蒸発する時に、肌から熱を奪っていきますから、
一気に体が冷えるのです。私は、どうも体が冷えるとすぐクシャミが出るので、これで「乾燥してきたな~」と
感じるのです。
<暖候期~寒候期へ③>
タイトルにしましたが、これもガシガシ歩いてる時に気付いたことです。汗かくと、喉乾きますよね。私の場合は、
駅まで徒歩25分ですから、夏はもちろん、冬でも時々道中でのどが渇き、冷たい飲み物を購入することがよくあります。
そこで気付くのが、結露です。
夏は、自販機から取り出した瞬間からいきなりダラダラ結露しますよね。鞄なんかに入れられないぐらいです。ところが、
最近ではあまり結露しなくなりました。おー、鞄に入れても濡れない\(゜ロ\)(/ロ゜)/。
夏、冬、たとえ同じ湿度であっても、含まれる水蒸気量は違います。
そりゃ日に因って多少は違いますけど。それでも、暖候期と寒候期で分けてみると、もうすっかり季節が進んだな…と思う
今日この頃です。空気の暖かさの差を、相当温位の予想図で見てみましょう。
左は、11月のある日の相当温位、右は8月のある日の相当温位です。330K以上の領域にピンク色の色付けをしました。
相当温位は、空気の暖かさ(温位)に水蒸気が持つ潜熱を加味した、空気の暖かさです。
こうして、暖候期と寒候期を並べて見ると一目瞭然。。。夏は、330K以上の空気に日本列島がすっぽりです。
みなさんも、ガチガチに勉強漬けにならずに、時にはのんびり過ごしながら感じる季節の変化で、ちょこっと勉強してみては
いかがでしょうか(・o・)
あ、冬になると窓ガラスの結露に困ったりします??これも、なんでだろー?って考えてみてください。これも、季節感です^_^
2012年11月9日
カテゴリー:天気の話題