11月に入りました。寒くなります。

?いよいよ１１月に入りましたね。まるで、図ったかのように秋が一気に深まりそうです。いや、一気に冬の様相です^_^;

日本海を、二つの低気圧が互いに低気圧性循環のような動きをしながら、北東進しています。上の天気図と衛星画像は、

1日15時のものです。低気圧の位置と、雲画像の様子を見比べて、低気圧周辺の雲域の雰囲気に見慣れておきましょう。

低気圧の後面には、早くも下層寒気の移流に伴うものと思われる、背の低い対流雲が出来始めています。（朝鮮半島の

付け根あたりから、山陰沖にのびる雲域。この後、夜にはもっと分かりやすくなってますよ。見てみましょう）

この、低気圧たちが東海上に抜けて行き、明日は次第に冬型の気圧配置となっていく予定です。冬型と言えば、下層寒気の

流れ込み方に着目です。

　　　　　　　　＜850hPa気温・風　1日21時＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜850hPa気温・風　2日9時＞

※等温線はピンク色で示しましたが、０℃以下の領域を青色で着色しました。

下層の代表850hPaの寒気の入り方は、今夜は、西日本の方から0℃以下の寒気が流れ込む形です。そして、明日になると

北陸や東北地方の日本海側に－3℃以下の空気が強く流れ込む予想になっています。移流の強さは、強い風で等温線を

大きな角度で横切る時に、（寒気・暖気）移流が大きいことを示します。明日朝9時の、北陸～東北地方の日本海側の風をみて

見て下さい。上の図の矢羽は、大きい矢羽が１本１０ｍ／ｓです。つまり、北陸～東北地方の日本海側は、２０ｍ／ｓ以上の

西より～北西風が吹きつける予想になっているということです。

関東地方は、中部山岳の影響で収束線ができ、すんなりと寒気が入ってくることはないのですが、いずれにしてもグンッと

冷たい空気に覆われてくるようです。

東京の明日の予報は、気象庁によると「北の風、23区西部ではのち北の風やや強く、晴れ」ということです。でも、最高気温は

17℃となっており、今日までの「晴れ」とは明らかに違うようです。北風も強そうですしね(>_<)

ということで、冬に足を突っ込むこの季節、風邪などひかぬよう気をつけて頑張ってください！

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