「日本の地形」ちょこっと…てんコロ.アドバイス更新しました。
?ちょこっと…てんコロ.アドバイス9 実技・学科:試験で常連さんの山地
試験でよく問題にされる、というか必ず毎回1問は出てくるのが、地形の影響を受けた降水に関する問題です。
斜面に吹きつける風によって、強制的に上昇させられて降水量が多くなるとか、山地の風下側で降水量が少なく予想
されている…とかなんとか、そんな問題です。特に実技では、ムシできない効果であり、気圧配置のパターンは
異なっても、必ず出ますね。例えば、地形の影響を受けるような場合の、特に予想降水量の多寡について問われる時
普通は、数値予報に表現されている地形図を参考資料として付けてくれます。ですから、それを参考に、風に対して
風下側になるのか風上側になるのか考えればよいのですが、中にはイジワルな問題もあって、地形のことなんか
全く資料で示してくれないのに、地形性の効果について答えさせる問題があります。試験なんだから、資料つけろ!
という気もしますが、ある程度は日本の気象を左右する地形について頭に入れておいた方がいいかと思います。
ここに、試験でよく地形性効果を加味する時に出てくる代表的な山地をあげてみました。もちろん、日本の地形は
複雑でユニークですから、これだけではありません。例えば、日本海側の大雪、太平洋側の大雨などで局地的に
降水が強まる所を考える時には、上記に挙げた山が絡んでくることが多いですね。山脈の名前や山地の名前は
まあ大体覚えておいた方がいいですが、特にどこに日本のどこに山地・山脈があるのかは知っておくと便利です。
そうすると、問題読んでるだけで「あ、これは地形性の降水について答えさせようとしてるんだな…」と言う具合に
推測できちゃうことがあります(^_^)。日本の地形ですから、ぜひ覚えておきましょう!
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2012年10月30日
カテゴリー:てんコロ.のワンポイント, 講師より