天気予報と言っても…
気象庁のホームページを見たことありますか?
一口に天気予報と言っても、実は色々な情報が発表されてます
?最もポピュラーな、いわゆる「天気予報」と言ったら、今日・明日までの天気を知ることができる「府県天気予報」です。
1日3回、お天気の他に、予想される気温・風・降水確率・波などの気象要素も発表されます。
?また、こちらもおなじみの天気予報ですが「週間天気予報」です。
これは1日2回、7日先までの天気・気温・降水確率が発表されます。
この他にも、3時間毎の天気を知らせる「時系列予報」や、さらに予報期間の短い「降水短時間予報」「降水ナウキャスト」、逆に1か月、3か月と長いスパンの天候を予想する「季節予報」などがあります。
このように、天気予報は予報期間も予報内容も異なる様々な種類があって、それぞれ有効的な利用方法があるのです。
?<テレビの天気予報では…>
テレビの天気予報は、広く予報したものです。
例えば、東京都世田谷区の天気を知りたい時、テレビでは東京というスケールでの天気予報しか分かりません。しかし、それで「一時雨」と言われても、自分が買い物に出かける時は、雨が降るのか?降らないのか?全く分かりませんね
そこで、
「一時雨」の予報を見たら、出かける前に気象庁のホームページで「降水短時間予報」や「降水ナウキャスト」という比較的短時間の降水予想をチェック
すると、1時間ぐらいの買い物だから雨はまだ降らないな~、
自転車で行こー。とか、帰りは雨が降り出しそうだな~、
傘持って行こー。とか…。そんな風に利用できるのです。
<警報・注意報・気象情報>
大雨や強風などの気象現象によって、災害が起こる恐れのある時に「注意報」、重大な災害が起こる恐れがある時に「警報」が発表されています。
でも、発表の基準はそれぞれの地域によって異なっているんですよ
それは、土地によって地盤も異なり、災害の起こりやすさが違うからです。
また、もともとの地盤の差もありますが、それまでに降った雨量や地震によって、基準が引き下げられることもあります。
例えば、最近大雨の注意報や警報が発表されるのが多いな~、
とか、早いな~とか感じたことはないですか?
実は、現在は先日の地震の影響で東北地方~関東甲信地方など、通常の基準より引き下げた暫定基準に基づいて、発表されているのですね
?
また、注意報や警報を補完する形で様々な気象情報が発表されています。
<例えば大雨の場合に気象台が発表する防災気象情報>
?
これは、大雨に関する情報の発表タイミングの一例です。
他にも、気象条件によって「竜巻注意情報」や「台風情報」など大雨が予想される場合、今大雨が降っている場合、注意報や警報だけでなく様々な情報が発表されているのです。
これを利用しない手はないですね。身を守るために、とても重要な情報ばかりです
?
<特にこれからの時期…>
大気の状態が不安定…というフレーズとともに予想される、「所により雷雨」というのは、ホントに局地的で狭い範囲でありテレビの天気予報だけで把握するのは難しい予報です。
そもそも、このようなスケールの小さい現象の予報は、天気予報は苦手分野であります
ですから、こういった気象庁のホームページなどで自ら詳細な情報を得ることが、より重要となるわけなんですね~
?おヒマな時に、気象庁のホームページを見てみてください!意外と役立つ情報が満載です
?
気象庁ホームページ
2011年6月15日
カテゴリー:天気の話題